内視鏡よくある質問

内視鏡検査の費用は保険適用の場合、処置などの内容によって多少変わりますが、目安の金額は下記の通りです。

胃カメラ検査

大腸カメラ検査

観察にかかる所要時間は胃カメラ検査が5～10分、大腸カメラ検査が15～20分程度です。当院では、胃カメラ検査の場合はご来院して30分以内に終了し、大腸カメラ検査の場合は、ポリープ切除を行った場合も1時間後には終了します。鎮静剤を用いた検査ではリカバリーの時間が30分程度かかります。また、大腸カメラ検査で院内下剤を行う場合には、検査の4時間以上前のご来院が必要になります。

胃カメラ検査と大腸カメラ検査では、事前準備の内容が異なります。当院では事前にわかりやすくご説明します。
また普段、薬を飲んでいる方の場合、お薬手帳などを確認して前日や当日朝の休薬・服薬を指示しています。特に、血液をサラサラにする薬を服用している場合には、切除による出血に関わりますので必ず事前に医師へお伝えください。

鎮静剤を使用しない胃カメラ検査・大腸カメラ検査を受けていただいた場合には可能です。ただし、当院では患者様の心身へのご負担軽減のために基本的に鎮静剤を使用した検査を行っており、その場合には当日の自動車・オートバイ・自転車の運転は危険を伴うためできません。ご家族の送迎かタクシーを利用されるなどでご来院・ご帰宅ください。

当院では検査経験豊富な専門医・指導医、技術認定医がすべての内視鏡検査を行っており、感染や事故を防ぐための安全対策を徹底的に行っています。検査に使用する内視鏡スコープは、最上位の内視鏡自動洗浄消毒機を用い、高水準の薬剤によって洗浄・消毒を行っています。また、検査の際には、出血や消化器へのダメージを生じることがないよう、安全性の高い手法を選択し、細心の注意を払って丁寧に進めています。

当院では土日の胃カメラ検査・大腸カメラ検査も行っています。大腸カメラ検査で発見されたポリープ切除も可能です。

胃カメラ検査は検査枠に空きがあり、朝食を食べていないなどの条件が合う場合には予約なしでの検査が可能な場合があります。また、アニサキス症など、緊急に胃カメラ検査が必要な場合も、できる限り対応できるようにしています。まずはお問い合わせください。なお、大腸カメラ検査は、原則として事前に外来診療を受けていただき、そこでご予約をお願いしています。

当院では、基本的に鎮静剤を使用した胃カメラ検査・大腸カメラ検査を行っています。ウトウトと眠っているようなリラックス状態で検査を受けていただけます。

検査後に検査を担当した医師が結果をお伝えしています。鎮静剤を使わない検査を受けた場合は、検査中に状況をお伝えし、検査後にお伝えしています。なお、組織採取を行った場合や、大腸カメラ検査でポリープの切除を行った場合には、病理検査の結果が出るまでに1週間程度かかりますので、再度ご来院いただいて結果をお伝えしています。

前日の夕食後に下剤をコップ1杯の水に入れて飲みます。当日朝は、腸管洗浄剤(下剤)2リットルを何回かに分けて飲みます。便がきれいになって便意が落ち着いたら、検査予定時間の少し前までにご来院ください。
なお、検査の4時間前にご来院いただいて、院内で下剤を服用することも可能です。ご利用を希望される場合には、ご予約の際にお伝えください。

当院では、患者様の負担を最小限にする高性能の内視鏡システムやスコープを導入し、専門医・指導医、技術認定医が高度な手法によって検査・処置を行っています。また、基本的に鎮静剤を使って眠っているような状態で検査を受けていただくため、痛みや苦痛を最小限にした検査が可能です。また、検査後に残りやすい膨満感を素早く解消する送気システムを使っています。

鎮静剤を用いて検査・ポリープの切除を行うので、切除の際に痛みを感じることはほとんどありません。

前日は、肉類、野菜類、豆類、きのこ類、海藻類、こんにゃく、ゴマやナッツなどを避け、消化しやすいものだけを食べてください。特に夕食は、素うどんや白粥、豆腐などが適しています。具や薬味、漬物、佃煮なども食べないようにして、21時までに済ませてください。